今注目されている電解水とは？
塩水を電気分解して生成する電解水はアルカリ性電解水と酸性電解水の2種類があります。
アルカリ性電解水はタンパク質や油脂を分解する高い洗浄効果があり、
食品工場や温浴施設、介護施設の肌に触れる器具や場所の清掃に使われます。
酸性電解水は菌やウイルスに効果があり、除菌、脱臭、漂白に有効です。
清掃後の除菌や食材の殺菌にも使われます。
元が水と食塩で環境負荷も小さく、高い安全性と有効性が注目されています。
電解水とは
「洗浄」のアルカリ性電解水、
「除菌・消臭」の酸性電解水
電解水には「洗浄」に高い効果を発揮するアルカリ電解水と、「除菌・消臭」の酸性電解水の二種類があります。
アルカリ電解水はマイナスイオンが汚れを包み込み、界面活性剤を使わずとも汚れを分解・除去することができます。
酸性電解水に含まれる次亜塩素酸（HClO）は塩水が変化したものですが、細菌を内部組織から破壊する作用があります。
酸性電解水なら低い塩素濃度でも大丈夫!
次亜塩素酸水というのは、塩素系漂白剤の「次亜塩素酸ナトリウム」とは全く異なるものです。
酸性電解水に含まれる次亜塩素酸(HClO)は塩素系漂白剤に含まれる次亜塩素酸イオン(ClO-)に比べ20倍〜100倍の殺菌力があると言われ、低い塩素濃度でも高い除菌力があります。
電解水は酸性・アルカリ性 どちらの汚れにも効果的
日常生活で発生する様々な汚れには、酸性の汚れとアルカリ性の汚れがあります。
例えば油汚れや皮脂汚れ、汗染み、湯あかなどは酸性の汚れです。対して石鹸カスや尿汚れ、水あかなどはアルカリ性の汚れです。
酸性電解水はアルカリ性の汚れを溶解し、落としやすくする作用があります。
アルカリ性電解水は、酸性の汚れを分離・分解する作用があります。
汚れの種類によって二種類の電解水を使い分けることで、効果的に洗浄することができます。
